こんにちは、かてぃおです。
今年もまた暑い夏がやってきますね。
この先の天気予報では、今年の夏はチベット高気圧が何度か日本の上空に接近してくるということで、暑い夏になりそうです。
暑さのピークは、7月の下旬と8月の上旬にあるという予報でしたが、猛暑日が連日続くというのだけは来ないで欲しい。
外でのお仕事の方は、体的にもかなりしんどいですから早く家に帰って涼しい部屋で過ごしたいところですね。
毎年のことですが、暑い夏をお家で快適に過ごすにはクーラーを使うのが一番ですが、クーラーの電気代を抑えるためにいろんな工夫をチャレンジしているのではないでしょうか。
この記事では、
- 冷房の電気代を節約する方法は?
- タイマーと温度設定で省エネ対策
について、紹介していきます。
エアコンの電気代を節約する方法は?
真冬の暖房代と同じで、夏の冷房代もバカになりません。
真夏でも扇風機だけで過ごせれば何の問題もありませんが、小さい子供のいる家族やご老人のいるご家庭ではそうも行きませんね。
まずは、エアコンの電気代について見ていきましょう。
エアコンの一日の電気代
みんさん、意外にエアコンの一日の電気代ってご存じないようですね。
わたしの周りに聞いてみても、エアコンの電気代について答えたひとはゼロでした。
ひとつ言えるのは、家電の電気代を計算するには支払い明細書に記載されている消費電力を元に計算できます。
運転中に消費電力が大きく変化するエアコン(夏冬)のような家電製品は電気代を算出するのは難しいということがわかりました。
エアコンの電気代(参照事例)
某メーカーがエアコンの電気代の目安を公表していますので、参照事例を見てみましょう。
広さ(畳数) | 1時間あたりの電気代(最低~最高) | 年間電気使用量(消費電力量) |
---|---|---|
14畳用 | 2.8円〜36.5円 | 25,866円 |
18畳用 | 2.8円〜54.5円 | 39,717円 |
20畳用 | 2.8円〜58円 | 45,954円 |
23畳用 | 3.6円〜74.3円 | 54,945円 |
※冷房時の電気代の目安です。
毎月の電気代を、1万円以内に抑えるとしたらこの表が参考になると思います。
たとえば、広さ20畳用のエアコンで夏場の使用量が一日10時間の場合を表にしてみました。
広さ(畳数) | 10時間あたりの電気代(最低) | 10時間あたりの電気代(最高) |
---|---|---|
14畳用 | 2.8円×10時間=28円 | 36.5円×10時間=365円 |
18畳用 | 2.8円×10時間=28円 | 54.5円×10時間=545円 |
20畳用 | 2.8円×10時間=28円 | 58円×10時間=580円 |
23畳用 | 3.6円×10時間=36円 | 74.3円×10時間=743円 |
上記の表では、一日10時間のエアコンの使用量で計算していますが、最低と最高ではかなりの開きがあります。
できることならば、最低料金で夏場を乗り切れると一番よいのですが、温度設定をあまり高くし過ぎて涼しくないとうことになっても本末転倒なので、その辺りはテスト的に温度設定を変えて適度な温度を見つけてください。
エアコンを使用する場合の準備
一番重要なことは、部屋の中に直射日光が入らないようにすることで、暖められた空気を少なくすることです。
その分、部屋内の空気を冷やす時間が短くて済みます。
- 窓を閉めておく
- カーテンは閉めておく
- 部屋移動は、必ずドア閉める
エアコンを使う場合の準備として、この三つを意識して行うことをおすすめします。
タイマーセットと温度設定で省エネ対策
真夏の場合、お仕事から帰宅した時に部屋の中が涼しい温度であれば最高に嬉しいですが、エアコンをつけっ放しでお仕事に行くわけにはいきません。
わが家では、タイマーセットをうまく使い省エネしています。
タイマーセット
一番早く帰宅する人の帰宅時間の1時間前にタイマーセットをします。
帰宅時間の1時間前にタイマーセットしたケースです。
- 帰宅時間:17時30分
- 帰宅時間の1時間前:16:30分
このように帰宅時間を家族と共有してタイマーセットを活用すれば、帰宅した時点で涼しい空気が部屋を漂っているので、その後も快適な温度で過ごせますね。
タイマーセット2時間前だと、よりお部屋を快適な温度に近づけますがコスパを考えて臨機応変に活用できれば良いですね。
猛暑日が続く場合などは、夕方になってもお部屋の温度が下がらないのでタイマーセットはかなり有効な活用方法なんですよね。
温度設定
もう一つ大事なのが温度設定です。
わが家では、25℃~28℃設定にしています。
その日の最高気温をチェックし、温度設定を変えたりご家庭の最適温度を見極めることも重要。
ただ、お部屋の温度がなかなか下がらない場合は、一気に22℃~23℃まで下げて部屋を冷やすこともあります。
扇風機を活用する
夏場は、部屋の中に直射日光を入れなくても建物が暖められるので部屋に熱気がこもります。
この時期、仕事から帰宅して部屋の中に入ると”うゎーっ!”てなりますよね。
夕方でも、外気温が25℃以上続く日(熱帯夜)が多いわけですから、家に帰った時には涼しい部屋にしておきたい。
この熱気を少しでも減らすために、朝仕事に行くときに扇風機を回して出かけます。
扇風機を使うメリット
なぜ扇風機の使用がメリットがあるのかというと、部屋の中の暖まっている空気を循環させることで、部屋内の温度上昇を防ぐ狙いがあります。
お部屋が高温状態でエアコンを回しても、冷えるまでに時間がかかり返って電気代に直結します。
特に築年の古いアパートなどは、外壁の断熱構造がそれほど強固ではなく、部屋が直射日光に長時間さらされると、熱を遮断できず部屋の中まであたためられてしまうので扇風機は重宝しますよね。
小型のサーキュレーターでは、循環容量が十分ではないのと大型になると高額になるので扇風機がおすすめ。
扇風機を回して出かける時には、各部屋のドアを開け空気を循環させて高温になる箇所を無くすのが重要。
エアコン(室内機)を定期的に掃除する
じつは、私たちが外から家に入る時ってホコリも一緒に持ち帰ってきていることに意外に気付いていません。
一週間程度、床掃除しないでいると、床を手で拭った時にホコリが溜まっていることに気付くときありませんか。
目に見えませんが、そのホコリこそが外から持ち帰っているものがほとんど。
それが、空気中に舞うことでエアコンを回した際にフィルターに溜まっていくことになります。
汚れたフィルターでは、目詰まりを起こし易くなり空気を吸い込んで循環させるのに室内機に負荷がかり機器のパフォーマンスがダウンするので注意が必要。
その場合には、電気代も余計にかかってしまいますので、定期的お掃除が習慣的になれば良いですね。
ときどきエアコンの室内機のフィルターや、室外機の状態もチェックするようにしておきましょう。
まとめ
この記事では、
- 冷房の電気代を節約する方法は?
- タイマーと温度設定で省エネ対策
について、紹介してきました。
毎年のことですので快適に過ごしたいのはみなさんも同じと思いますが、冷房の電気代は、快適な温度設定を見つけ、そしてこまめに電源を切らないことが重要ということがこれでわかりました。
加えて、、エアコンのタイマーセットを上手に利用し扇風機も併用することで夏場の電気代を抑えることができますのでチャレンジしてみてください。
エアコンのお手入れもお忘れなく!
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうござます。
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